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第4弾!プロが語る熱中症との向き合い方【前編】
福島和可菜さん×飯端美樹さん


マラソンで3度のサブ3を達成するなど、数々のマラソンレースで活躍する一方で、アンバサダーとして塩熱飴の魅力を伝えている福島和可菜さん。
今回は日本を代表するプロBMXレーサーとして人気を集める飯端美樹さんと共に、熱中症との向き合い方を教えてもらいました。


ミドリ安全
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いよいよ寒さが本格化してきましたが、マラソンはこれからがハイシーズン。
福島さんは国内外を飛び回り、12月にも4つのレースに出場する予定とか。
一方、BMXは3月まで国内レースがお休みということで、飯端さんは日々コースやジムに通い、トレーニングを続けているそうです。
そんな飯端さんが乗っているのが、車輪の直径が20インチ(50.8cm)というコンパクトな自転車。せっかくなので、今日は福島さんにも乗ってもらいたいと思うのですが……。
これに?乗るんですか?? いや、難しいと思うんですけど!
福島
福島
飯端
飯端
バランスを取るのが難しいですよ(笑)。最初に漕ぎ出すのが、ちょっと大変かも。


最初は緊張していた福島さんでしたが――なんだか、普通に走っちゃっています。
これには飯端さんも驚いたようで、「女性でこんなに最初からスイスイ走っている人、初めて見ました」と驚いた様子。


ミドリ安全
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福島さんもノリノリで走っていますけど、結構汗をかいていますよね。
冬でもこれだけ走ると、やっぱり汗をかきますね(笑)
福島
福島
ミドリ安全
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となると、やはり冬のレースでも熱中症対策は必要ということでしょうか?
そうですね。11月10日に行われた横浜マラソンでも、当日の気温が高かったので、足を吊っている人をあちこちで見ました。水分の摂り方も、身体が何を必要としているかも、分かっていない方がまだ多いのではないでしょうか。
福島
福島


熱中症になると筋肉がつったり、手足がけいれんするなどして、最終的には意識障害を起こす恐れがあると言われています。飯端さんも今年ベルギーで行われた「BMX ワールド・チャレンジ大会」で、人生初の熱中症を経験したそうです。


飯端
飯端
その日はちょうどヨーロッパ中で気温が40度超えという、
記録的な暑さの日だったんです。
40度超えって……。ほとんどお風呂ですよね、それ。
福島
福島
飯端
飯端
コース上は43度を超えていて、朝8時から予選が始まったのですが、レースのたびに救急車が来ていました。
そのとき、飯端さんはどうしていたんですか?
福島
福島
飯端
飯端
炎天下の下で、長袖のウェアとプロテクターを着てずっと待っていました。でも、進行がどんどん遅れて、この日の2レース目の順番を待っていたところ、なんだか頭が痛くなって、胃もムカムカしてきたんです。
それは、絶対に熱中症ですよね。
福島
福島
飯端
飯端
でも、その時は熱中症だなんて考えもしなかったんです。『そろそろ昼だし、お腹がすいたのかな?』って感じでした。そのままレースを走って、戻ってきたら、『飯端さん、顔真っ赤だけど大丈夫』とみんなから言われて。
それで、レースをリタイアしたわけですね
福島
福島
飯端
飯端
それが、まだ危機感が無かったので、次のレースに向けて準備をしていたんです。ドリンクを飲んだり、身体を冷やしていたのですが、徐々に手足がしびれてきて……。ついには焦点も合わなくなってきて、ようやく『これはヤバいな』と思いました。
……さすがにレースはリタイアしたんですよね?
福島
福島
飯端
飯端
……出ちゃったんですよね。アドレナリンが出ていたせいか、『このまま行っちゃえ』って感じでした。結局レースは予選落ちして、荷物をまとめてホテルに戻りましたが、その時の記憶が全くないんです。あとからレースの映像を観たのですが、もうフラフラしてて、とてもまともに走れていませんでした。それを周りに話したら、『死ななくてよかったね』って言われて、後から本当に怖くなりましたね。
その話を聞いて思ったのですが、海外ではあまり熱中症に対する意識が進んでいませんよね。
福島
福島
飯端
飯端
そうですね。その日もアナウンスやチラシでの注意はあったのですが、『水を摂るように』といった本当に基本的なことだけでした。特にヨーロッパは今回のような猛暑のときに、対応できる体制ができていない気がしますね。


それからは熱中症に気を付けるようになったという飯端さん。
遠征の時は手軽に持ち歩ける塩熱サプリが重宝しているそうです。


飯端
飯端
私の場合は遠征のときに自転車を持ち歩かないといけないので、ボトル飲料などは重くて持ち歩きたくないんですよね。だから、タブレットはとっても便利です。

どうやら、飯端さんは塩熱サプリの携帯性が気に入って、練習の際にはいつも持ち歩いているようです。
では、福島さんは熱中症対策として、塩熱サプリをどのように活用されているのでしょうか?
後編ではその魅力を掘り下げていきたいと思います。


取材・文/丸田 鉄平
撮影/吉野 大輔