鉄子さん女性30代会社員運動中屋外
7年ほど前にマラソン大会で、重度の熱中症になりました。この日は気温が30度を超え、しかもランニングを始めてから、初めて参加する真夏の大会。熱中症を予防するという頭は全くありませんでした。
走っている途中、何度も給水をしましたが、汗で流れていきました。熱中症対策に塩分をとることも知らなかったのです。5キロをゴールした直後、頭痛が起き、突然意識を失いました。耳は聞こえているのですが、喋ることができません。救護の方たちの応答もできません。全身が倦怠感に襲われ、水分をとることもできません。体は暑かったと思うのですが、一気に体を冷やされ、救急搬送されたころには体温が34度以下まで下がり、血圧も55/45までは記憶がありましたが、最終的には上の血圧が30まで下がり、とても危険な状態だったそうです。さすがに同行していた主人は心配していたそうです。この日は救急搬送され、病院で点滴3本を打って帰宅しました。
あれから3回、熱中症で救急搬送され、すっかり熱中症になりやすい体質になってしまいました。暑い日やマラソン大会の日は、経口補水液や塩タブレットが必需品になっています。熱中症を経験してから、ランニング仲間や高齢者の皆さん(介護職をしています)には「熱中症に気をつけて!」と声をかけるようになりました。熱中症は軽く見られがちですが、命に関わる疾患です。どうかみなさん、熱中症には十分に気をつけてお過ごしください。
※個人の体験談に基づいた記事内容となります。