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失われた水分と電解質をすばやく吸収するには?

WHO(世界保健機関)が提唱する

「経口補水理論」

経口補水理論(Oral Rehydration Therapy)とは、水と電解質を口から補給する考え方です。下痢による脱水
症に悩む開発途上国の患者を救うため、WHO(世界保健機関)が提唱している補水療法で、20世紀最大の医学上の
進歩とも言われており、汗で失われた電解質の補給など脱水症対策として有効とされています。

経口補水液とは

水分
電解質(ナトリウムなど)
糖質(ブドウ糖など)

上記、3つのバランスが取れた飲料のこと

水分・電解質+糖分で、吸収スピードアップ!

水分・電解質+糖分をバランス良く摂ることで、水分と電解質をすばやく、しっかりと吸収することができます。
●脱水時に「水のみ」「水+ナトリウム」で水分補給し、その後の血漿量※の変化を比較した実験
●小腸でナトリウムとブドウ糖が吸収される際、同時に水も吸収されることが分かり、効率的に水分補給できる「経口補水液」が生まれました。

血漿とは

体温調節や栄養素の運搬に重要な血液中に含まれる水分のこと。
補給した水分は血管に入り、血漿として全身に運ばれます。

「経口補水液」を購入の際は

消費者庁「特別用途の表示許可等について」(消食表第245号)一部改正により、2025年6月以降、「経口補水液」と表示のある商品を熱中症対策として販売するためには「特別用途食品の個別評価型病者用食品」の許可を得なくてはならない、とされました。

POINT
ポイント

熱中症対策として販売されている電解質を含む飲料のなかに、「病者用食品である経口補水液」であるかのような無許可商品があるため、経口補水液を購入の際は、特別用途食品「個別評価型病者用食品」消費者庁許可マークを必ずご確認ください。