7月の下旬、夜にママさんバレーの練習に行きました。蒸し暑く、人数も少なく、いつもよりバテていたのは確かでしたが、水分も補給しておりいつも通りでした。
帰宅し、鏡を見て自分の真っ赤な顔に驚きました。暑くてもあまり火照ったりしない体質なので、本当に驚きましたが、体調は少し息があがるくらいで、1時間後には顔の火照りもおさまりました。少し動きすぎたか、と思い、いつも通り入浴、家事を済ませ午後11時半過ぎに寝室で横になりました。その直後、いきなり頭痛が襲ってきました。元々頭痛持ちでしたが、いつもの痛みではなく、ガンガンと響くような痛みでした。そうこうしているうちに気分が悪くなり、吐くに吐けないような状態でしたが、約30分もしないうちに全て嘔吐。嘔吐してるうちはそこまで暑くもないのに大量発汗、頭痛も継続。 この時点で、熱中症かも、と思いはじめました。そこで、吐き気がおさまったのを見計らい、水分補給を試みますが3分もしないうちに全て嘔吐。熱中症の患者さんがなぜ点滴を受けるのか、ぼーっとする頭で理解しました。
この時点で深夜1時。病院に…と思いましたが、子供も主人も就寝中。でも自分で運転して行く気力は皆無でした。その後、胃の中のものを全て吐ききり、冷房の効いた部屋で休むと少しずつ頭痛もマシになり、徐々に回復。病院には行かず、翌日を迎えました。
正直、熱中症を甘く見ていました。大人の私でさえ、ここまで症状が一気に進むのかと思いました。体力のない子どもや高齢者では、もっと重症化していたと思います。今は昔とは違い、確実に暑くなっているし、昔のように熱中症は弱い人がなるもの、という考え方は危険だと思います。早め早めに対策を行わないと、気づいた時には手遅れになる可能性も、、、。 命より大切なものはないと実感した出来事でした。
※個人の体験談に基づいた記事内容となります。