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ミドリ安全の熱中対策

蒸し暑い部屋で寝ているときに

スミさん女性60代主婦生活中屋内

これまで、熱中症は日中の日差しが強い場所で起こるものという思いこみがありましたが、私にその症状が出たのは、室内で夜寝ているときでした。住まいは、マンションの3階。南西向きの窓で日当たりがよく、日中気温が高いときは、夜になってもなかなか室温が下がりません。寝室が蒸し暑くても、健康と節電のために夜はエアコンをつけずに眠っていました。しかも、この日は風が強かったので、窓を閉めていたんです。
布団に入ってしばらくしても、身体がほてったように熱く、なかなか寝つけませんでした。「風邪をひいたのかな」と始めは気にとめていませんでしたが、だんだんめまいや動悸の症状が出てきたため、隣で寝ていた主人に相談。

「顔色が悪いから身体を冷やしてみたら」と言われ、すぐに窓を開けて換気をしました。麦茶を飲んだり、扇風機の風を体に当ててみたりしたところ、症状が少し回復。まだほてりが残っていたので、風邪をひいた時に使う水枕をして眠りました。
後からテレビの情報番組を見て知ったのですが、私と同じように睡眠中に熱中症になる人はとても多いそうですね。日ごろから対策を行う必要性を感じて、ベランダにはよしずを設置。夜眠るときは市販のジェルマットレス 冷感マットなどを使用するようになりました。それから、自分では症状に気づかないことがありますから、家族で互いの様子を気にかけ、異変があれば声をかけ合うよう心がけています。

※個人の体験談に基づいた記事内容となります。