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ミドリ安全の熱中対策

炎天下でテニスのプレー中に

はっちさん女性20代会社員運動中屋外

8月上旬の真夏日のことです。気温が30℃を超えていたうえ、雨が降った後だったので湿度もかなり高くなっていました。テニスクラブの仲間といっしょに、屋外のコートでプレーをしていたところ、2時間をすぎたころから、具合が悪くなってきました。試合にむけてハードな練習を続けていたので、「疲れかもしれない……」と始めはあまり気にしていませんでしたが、徐々に症状は悪化。服だけではなく靴の中まで水びたしになるほど大量の汗が出て、強い寒気を感じました。
体調の異変に気づいてからすぐに、日陰のベンチへ移動して休憩をとりましたが、すでに意識がもうろうとしてぐったりとした状態。今思い返すと危険な状態でしたね。

それまで熱中症になった経験はありませんでしたが、小さいころからスポーツをしてきたので、応急処置についてある程度の知識があったんです。持っていたタオルを水に濡らして首に当てる、スポーツドリンクを飲む、塩分補給のために常備していた塩タブレット を食べるといった対策を実行し、ようやく症状が落ち着いたのが約1時間後。その後帰宅してからも、身体の内側に熱がこもったような感覚や頭痛は次の日まで続きました。
後日、インターネットなどで調べたところ、あの症状はやはり熱中症だった可能性が高いことが分かりました。私が熱中症についてまったく知らなかったら、休憩をとるタイミングが遅れて、もっと重症化していたかもしれません。熱中症についての知識をきちんと身につけること、そして早めの対処が肝心ということを痛感した体験でした。

※個人の体験談に基づいた記事内容となります。