電解質って何?
人間の体内にはナトリウム、カリウム、マグネシウムといった電解質が含まれています。
その電解質の濃度によって細胞の浸透圧の調節や、筋肉収縮、神経の伝達などの生命活動を支えています。
電解質は、人が生きるために欠かせない重要な物質です。
汗をかいて電解質が不足すると?
体内の電解質(塩分)濃度が下がると、筋肉の収縮を引き起こし、手足のけいれんや 筋肉痛、こむら返りなどが起こります。
作業中の定期的な水分および塩分の摂取について
身体作業強度等に応じて必要な摂取量等は異なるが、作業場所のWBGT値がWBGT基準値を超える場合には、少なくとも、0.1~0.2%の食塩水、ナトリウム40~80mg/100㎖のスポーツドリンク又は経口補水液等を、20~30分ごとにカップ1~2杯程度摂取することが望ましいこと。
厚生労働省通達「 平成27年の職場における熱中症予防対策の重点的な実施について」(平成27年5月14日基安発0514第1号)より抜粋
身体作業強度等に応じて必要な摂取量等は異なるが、作業場所のWBGT値がWBGT基準値を超える場合には、少なくとも、0.1~0.2%の食塩水、ナトリウム40~80mg/100㎖のスポーツドリンク又は経口補水液等を、20~30分ごとにカップ1~2杯程度摂取することが望ましいこと。
厚生労働省通達「 平成27年の職場における熱中症予防対策の重点的な実施について」(平成27年5月14日基安発0514第1号)より抜粋
水だけを飲むと さらに脱水を起こす!?
大量の発汗によって水分及び電解質が失われた時、水だけを飲むと、血液の電解質濃度が薄まります。すると、のどの渇きは治まりますが、電解質濃度を一定に保とうとするカラダの働きにより、水分を尿として排出してしまいます。これが「自発的脱水」です。この状態になると汗をかく前の体液の量に回復できなくなり、運動能力の低下や体温の上昇などが起こり、熱中症の原因となります。
ミドリ安全の「塩熱飴Ⓡ」シリーズ

参考資料:厚生労働省通達「 平成27年の職場における熱中症予防対策の重点的な実施
について」(平成27年5月14日基安発0514第1号)に基づき作成
